取引マイニングルール改定(8月13日)って結局どうなる?数字で検証

8/13にマイニングルールが再改定されました。こんにちは、ノリヒロです。このルール改定ですが、いろいろ理解しにくいようです。Twitterでは文字数制限でなかなかうまく伝わらない…。問い合わせも複数ありました。そこで、再度ルールの確認と、数字を入れた例にて検討してみたいと思います。

「取引マイニングの仕組み」と「ロックの仕組み」がわかっていると非常に理解しやすいです。まだ何となく~という方は、こちらで確認してみてください。(まとめでも今回の改定は更新しています)

CoinEx ルール解説 最新版 (マイニング、ロック、配当、上場、マーケットメーカーなど)一挙まとめ

取引マイニングルール改定(8月13日)って結局どうなるの?実例で検証

目次(クリックで該当ページに移動します)

①8/13の改定内容

②実際の数字で検証

③ルール改定のメリット、デメリット

①8/13の改定内容

まずは、7/25の更新内容からです。
CoinExは、1日の取引マイニング量の基準値を設定しています。7/1開始当初から2000万CET/日が基準値です。1日2000万CETの取引マイニング量が丁度よいということですね。ですが、想定よりも取引マイニング量が増え続け制御が難しくなったこともあり、取引マイニング機能を長期間保つため段階的に取引マイニング基準値を下げることを7/25に表明していました。

そして今回8/13の改定内容です。総マイニング量18億(想定9月頃)到達で変更の予定だった基準値1000万CET/日を、前倒しで8/14から開始すると決定しました。期間でいうと約1か月、総マイニング量で言うと約8億の前倒しということになります。改定理由としては、取引マイニング機能を維持&配当制度を長期化するためということです。
8/14  9:00から、基準値が1000万CET/日となります。

②実際の数字で検証

では、この基準値の変更は取引マイニング、ロックにどのような影響を与えるのでしょうか。
まず、還元量の元となる「Basic Difficulty」、1時間当たりどのくらい手数料還元ができるかの指標である「還元量(MY Difficulty)」の計算式を見てみます。マイニング基準値がどこで使用されているか確認してみてください。

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それでは、実際に数字を入れてみます。なお、BasicDifficultyは以後BDと省略しますのでご了承ください。前日のBD = 10 、前日の取引マイニング量を20,000,000CET、ロック数量を10,000CETとします。

◆改定前(基準値が2000万CET)の場合
当日BD = 10 / 20,000,000 × 20,000,000 = 10
My Difficulty = 10,000 / 10,000 × 10 = 10CET/時
この場合、1時間に還元される手数料は10CETまでという意味になります。

◆改定後(基準値が1000万CET)の場合
当日BD = 10 / 20,000,000 × 10,000,000 = 5
My Difficulty = 10,000 / 10,000 × 5 = 5CET/時
この場合、1時間に還元される手数料は5CETまでという意味になります。

いかがでしょうか。単純に1時間に還元できる手数料が半分になっています。手数料が半分になるということは、その元となる取引マイニング量が半分になることであり、取引マイニング量を計算して算出している配当も量としては少なくなる可能性があります。

では、DIfficultyを上げるための策として、ロックするCETを2倍の20,000CETにして、改定後を計算してみたらどうなるでしょうか。当日BD = 5 は変わりません。
My Difficulty = 20,000 / 10,000 × 5 = 10CET/時

改定前の数字に戻りました。これで当日は前日同様のマイニングができます…が、まだ終わりではありません。翌日のBDを計算してみます。基準値を1000万にした以外は同条件(当日の取引マイニング量は2000万CET)とします。
翌日BD = 5 / 20,000,000 × 10,000,000 = 2.5CET/時

さらにBDが半分になってしまいました。そこでMY Difficulty を前日同様 10CET/時にするためには、さらに倍の40,000CETをロックしなければならなくなります。この条件では、10CET/時を維持するためには日を追うごとにCETのロックを倍倍で増やしていかなければならない事になります。これは極端な例ですがイメージはつかんでいただけるかと思います。

基準値改定の話に
戻すと、延々とロックを増やすユーザーはまれでしょうから、だんだんと取引マイニング量が2000万CET⇒1000万CETへ向けて減っていく形となります。そして1000万CET付近でBDがある程度落ち着くことで、運営が意図する形となると思われます。

③ルール改定のメリット、デメリット

まず、デメリットと思えることについて。
①取引マイニング量が減る
1000万CET/日に向かって収束していくので、それに伴い取引マイニング量が減ります
②配当(量)が減る
少なくとも、配当の量は現状の仕組みでは減る可能性が高いです
③対外的に見栄えが悪い
取引量が減ると、CMCなど通貨検索サイトの取引高ランクが落ちますので、ランク下落の理由がわからない新規ユーザーにとっては足踏みしてしまうかもしれません

次にメリットと思えることについて。
①BOT取引が薄くなり、ある意味正常な取引高に戻るかも
BOT取引を躊躇するユーザーも出てくると思われます。BOT使用時はファンダに関係なく上昇している通貨もありましたが、BOT取引が薄くなると、ファンダに即した上昇、下降が今より見られる可能性はあります。ただ取引マイニングでここまでのぼってきた印象はありますので、それ抜きで戦えるのか?は疑問です…時期尚早だったかも…。
②CETの価格が上がる?
運営の先を見据えた対応が信頼感を呼び、CETを購入するユーザーが増える可能性はあります。同様に、ロック数が増えて行く事で安心感からCETが買われる可能性はあります。取引マイニング量減⇒配当の量が減っても、CET自体の価値が上がれば、トータルでは変わりません。
③取引マイニングを延長させる
これは可能性がありますし、運営も言及はしています。ただ、現状のままでは尻すぼみは明白なので、延長するからには次の一手が欲しいところです。

メリットについては、無理やり想像してみました…今のところ、デメリットが勝っているように思います。
ともかくも、8/14 9:00以降のロックの数量には注目ですね。これまでは1日当たり約1000万CETペースでロックが増えていますが、極端にロック数が増えるようなら…とりあえずはマイニングユーザーが頑張ってみようという勇気の現れですね。逆に極端に減るようなら…マイニング様子見、もしくは撤退になりますかね~。非常に注目度の高い1日となりそうです。もしかして、前日のシステムアップグレードはこの改定の実装だったんでしょうかね~。
間違い等ありましたらコメントいただければ幸いです。修正させていただきます。

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