Project-Hydro AMA開催(db Crypto氏テレグラム内) 内容

AMA (なんでも聞いてみよう) 詳細

Project-Hydroとしての初めてのAMAですね。こんにちは、ノリヒロです。今回はdbcrypto氏のテレグラムをお借りしてのAMAです。DAsの5名はどんなことを話してくれるのでしょうか。

Project-Hydro AMA内容

日時 1月27日朝7:00 ~9:00
内容 AMA。ただしトークン価格や取引所等相場関連の話題はNG
場所 dbCrypto氏テレグラム https://t.me/dbcryptochat
参加DAs Janah Hall , Tim Allard, Ayodeji Awosika, Chris Wilson, Mark Anstead (敬称略)
・質問は青枠で番号をつけて記載。実際のタイムラインは質問が前後している場合がありますが纏めています。Hydro側は回答者を記載。意訳が入っている個所もあります。ご了承ください。

introduction
Project-Hydroはイーサリアム上に構築された第2レイヤーです。NYCに本拠地を置くHydrogen Platformによって作られました。Project-Hydroは誰でも統合及び構築ができるAPIとプロトコルの集合体となっています。6つのフェーズがありますが、このプロトコルがHydro dAppストアに位置するdApps構築を可能とします。

 

①Chainlinkとの提携のように、他にも提携を予定している暗号通貨プロジェクトはありますか?もし提携があるとすれば、Snowflake実装後(Q1以降)に発表になりますか?

Mark:実際に動いている案件はいくつかあり、Snowflake関係がほとんどです。KYC/AML(マネロン対策)に限らず、Snowflakeは様々な事を可能とするプロトコルだからですね。
例えば、車のシェアリングに評価システムを導入する際にHydroプロトコルを使用する事も可能です。先日もご紹介しましたがコミュニティメンバーがlending dAppsをSnowflake上に作成しました。プロジェクトの提携アナウンスはいつかというのは正確にはわかりません。複数のプロジェクトが進んでおり、進捗状況も様々だからです。出来るだけ早くとは思います。
Tim:Githubでブレインストーミングを開催しています。そこでの議論はHCDPを通して次のプロダクツになる可能性があります。
Mark:今後暗号通貨プロジェクトとの話し合いが数件控えています。ところで、先日ネットに流れた、取引所からのユーザー情報の漏洩の記事をご覧になった方もいるかもしれません。
https://www.ccn.com/dark-web-hacker-proves-leak-of-customer-data-from-worlds-leading-cryptocurrency-exchanges/
Snowflakeならば、こんなことは起こりません。ユーザーはSnowflakeを通して自分自身の情報をコントロールできます。ほかの機関(企業)によって既に認証されたあなた(のID)は、この取引所でも(IDのみで)通用するからです。データ自体が取引所に残ることはありません。取引所にとってどちらが安心か、いうまでもありませんよね?

 

②Hydroはどうやって将来のフィンテックOSの位置をつかむのですか?

Tim:私がHydroに魅力を感じた1つは活動的な開発コミュニティです。エコシステムを進めてくれる開発者の為に多くのhydro(トークン)を準備して募っています。私たちのプロダクトであるRaindrop 2FAは、ワードプレス、Drupalのプラグインを完成させました。もし開発に興味があったり、そうゆう人物を知っていたら、ぜひ一緒に仕事が出来たらと思っています。
Jonah:私たちはHydrogenによって作られた良い基盤を引き継いでいると信じています。現在Hydrogenとは組織的には分かれていますが、第1フェーズRaindropを構築したのは彼らです。10年を超える豊富なフィンテック実績を持ち、必要とされているもの、期待されているものを理解しています。IBM、TDバンクを始め大企業との提携をCEO MIKEは纏めてきました。我々は彼からノウハウを学ぶことが出来ます。まだ新米ですが、Hydroの一員であることに誇りを持っていますし、将来を支える理由になるでしょう。また、私たちのプロダクツはフィンテックに限られてはいません。いまやHydroはEOSやNEOと同じようにエコシステム全体となるべく構築されてきています。フィンテックOSになってもおかしくないですよね。

 

③主催者dbCrypto氏  すごいですね。もっとSnowflakeについて学ばなければ。

Mark:Snowflakeは開発陣が作るのに最もてこずっていたプロトコルです。ですが彼らはERC1484という規格でID集約をすることに成功しました。ERC1484,Snowflakeはブロックチェーン分野でID集約の基準となるでしょう。Snowflake開発は完成しています。現在は最終的なセキュリティ監査が行われており、1月末~2月第2週までには終わるでしょう。この監査完了をもって、テストネットからメインネットへの移行が可能となります。ERC1484コードも信頼できる組織から監査を受けていますが、今のところエラーはゼロです。これは素晴らしい事です。

 

④Snowflakeのメインネット移行は、Hydro dApp storeのリリースとは別?もしくはその後になりますか?Hydro appの更新はありますか?

Mark:はい、別です。Hydro dAppストアは現在UI,UXスタッフが作業をしています。Jonahさんが対応してくれます。Snowflakeなどプロトコルに付随したアップグレードはHydro appに追加されます。ですから、Hydro dApp soreもまた同様にHydro app分野での更新予定です。
Tim:Hydro dApp storeは現在テストネットです。ユーザーにより使いやすくするために改良を加えています。E-mailのシステムも当初は使いづらいものでした。現在ではたくさんの機能がついています。同様にHydro dApp storeも使いづらいところを取り除くべく作業を進めています。

 

⑤どうやって新しいDAsは専任されるのですか?投票ですか?

Mark:DAsは投票によって選ばれます。まず候補者の申請書からDAsの投票で候補者を絞ります。一次審査を合格した者には面接があります。タスクを追加する事もあります。最終的に申請と面接が通れば、晴れてDAsとなります。現在もDAを受け付けています。もし興味がおありでしたら申請をすることもできますよ。

 

⑥Hydrogenメンバー以外で、何人の開発者がHydroに関わっていますか?

Mark:現在約30組の開発メンバーがプロジェクトに関わっています。もっといると思いますが、正確には把握できませんね。Timが一番理解しています。
Tim:分散化されたプロジェクトなので、現時点では我々が想像している以上に開発者がいる可能性はあります。潜在的な開発者がコードをチェックしてくれているからです。現在の厳しいマーケットの中でも、Hydroに関わる開発者の数が増えているという事を感じていますか?
Mark:HCDP(賞金制度)も開発者が興味を持つきっかけになっていると思います。
Tim:私もそう思います。結局のところ、コードですね。開発者はコードを愛しています。特にクールなコードならなおさらです。そういう意味では、Hydroのロードマップはとても面白いですよ。当初はRaindropのコードが一番面白いと思っていましたが、いまやSnowflakeがお気に入りとなりました(笑。まだまだやることは沢山ありますね。HCDPも難易度に応じて報酬を上げたものの、一向に開発力は衰えず、増加してきているように思います。

 

⑦イーサリアムのブロックチェーンを使う理由は何ですか?

Jonah:現在イーサリアムは長期的に難しい局面にありますね。ですが我々は【スピード】という面で言えば今のところそれほど拡大を必要としていません。支払いフェーズの【Tide】に向けてOMG(マサチューセッツ州に本拠地を置くシステムに関する共同事業体)や他企業と、スケーリング方法を調査しています。私達Hydroはセカンドレイヤーですので、技術的にどのチェーンにも移行する事が出来ます。

 

⑧分散化プロセスの中で、HydrogenからProject-Hydroにブロックチェーン部門が移動したことを懐疑的に感じたユーザーも少なくないと思いますが、どう感じていますか?

TIm:素晴らしい質問ありがとうございます。我々は何百時間とかけてその問いに答えるように努力しています。ガバナンス、投票制度、HCDPタスクのルール策定やプロセス等、自律的な組織として立ち上げるために現在も奮闘しています。

 

⑨Hydro大好きMycryptoKrabsさん:各フェーズでどのようにHydroトークンが機能するのか教えてくれますか?

Tim:Markが必死にタイプしています。少し待ってくださいね(笑。
Mark:お待たせしました。
第1フェーズは【Raindrop:認証】です。現在のところブロックチェーンを用いた2FAを処理するアプリケーションになります。Google Authenricator や Authy(どちらとも2FAアプリ)と競合するアプリですが、よりセキュアで、フィッシングサイトからユーザーを守ります。エンドユーザーだけでなく、プロジェクトやWebsiteもAPIや認証機能を使用できるのも良いですね。Hydro appはRaindropではトークンを必要としません。

第2フェーズは【snowflake:ID管理】です。デジタルIDを集約する機能です。KYCやAML(マネロン対策)、評価システムを処理します。ユースケースはこれまでのAMAで何度も出てきました。HydroトークンはSnowflakeでは直接使用されています。メインネットになれば、より需要が高まるでしょう。取引所がSnowflakeに対して非常に興味を示しているのを我々は目の当たりにしています。例えば、BinanceのKYCをBNBを使用して行うとしたら…いかがですか?取引所独自トークンの有用性が高まりますね。そういった面でも期待されているのだと思います。

第3フェーズは【Ice:文書管理】です。ブロックチェーン上でドキュメントにタイムスタンプを押す仕組みを作ります。世界に1つだけの普遍的な、改ざんできない文章となるでしょう。この事は、金融文書にとってとても重要なのです。(トークンの使用用途の説明はなし)

第4フェーズは【Tide:決済機能】です。オンライン支払でおなじみですね。スマートコントラクトを使用して決済を行います。Hydro dAppsでの使用が検討されています。

第5フェーズは【Mist:AI】です。このフェーズでは、ユーザーがそれぞれのプラットフォームでdAppが構築できるようにするプロトコルを作成します。現在ではあまり多くの情報はリリースされていません。

第6フェーズは【Hail:セキュリティトークンプラットフォーム】です。このフェーズでは、誰もがセキュリティトークンを一定の枠組みの中で作成することが出来ます。これはSnowflakeのプロトコル(ID管理)に紐づいています。もちろんセキュリティトークンを作るだけでなく、このプラットフォームを通じで売買ができる(しかも規律のしっかりした)取引所でもあります。

(以下挨拶は略)

いかがでしたでしょうか。基本的にはSnowflakeの話題が多かったです。各種フェーズにまたがる重要なプロトコルですので注目度も高いです。早ければ1月末、遅くても2月第2週までにはメインネットへ移行するとのこと。併せてHydro dApp store も準備を進めています。リリースされれば決済手段であるTideの開発にも拍車がかかりますね。Hailの展開も思ったより早いかもしれません。

イーサリアム以外のチェーン移行~という件に関しては、価格同様よく話題となりますが、Hydrogen(コアチーム)、Project-Hydroとも楽観的です。RaindropやSnowFlakeではそれほどスケーラビリティ問題に重きを置いていませんし、関係するとしたら第4フェーズ【Tide】くらいかなぁと。「イーサリアムで開発を始めて現状不自由がないので変える理由が見当たらない」というのが今のスタンスのような気がします。もちろんより良いプラットフォームがあれば移行する可能性はあると思います。
ご質問やここが違うよ~っていうご指摘がありましたら、TwitterでもOKですのでぜひご連絡ください!Ayodeji氏とChris氏の参加がなかったのは気のせいか(笑。2019年もHydroから目が離せないですね!!!

 

コメント