ブロックチェーン、プログラミング の書籍を2冊読んでみた

こんにちは、ノリヒロです。最近ブロックチェーン、プログラミング関係の本を2冊読みました。ご紹介します。

①入門 ビットコインとブロックチェーン
野口 悠紀雄著

2017/12/10発行 297ページ

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【本書の項目】
第1章 ビットコインとは何か?
1.ビットコインの仕組み
2.ビットコインは安全か?
3.キャッシュレス社会とフィンテック
4.ビットコインの分裂騒動

第2章 ビットコインを実際に使うには
1.ビットコインにはどんなメリットがあるのか?
2.ビットコインを購入し、管理するには

第3章 銀行が仮想通貨を発行する
1.メガバンクが仮想通貨を発行する
2.中央銀行が仮想通貨を発行する可能性も
3.将来の通貨体制はどうなるのか?

第4章 ブロックチェーンとは何か?
1.ブロックチェーンの仕組み
2.ブロックチェーンはどれほど重要か?
3.2つのブロックチェーン:パブリックとプライベート

第5章 ブロックチェーンの応用が広がる
1.証券取引や保険、そして資金調達も変わる
2.スマートコントラクト、商品の履歴追跡
3.予測市場がデリバティブにとって代わる
4.ブロックチェーンと日本企業

第6章 シェアリング・エコノミーとブロックチェーン
1.シェアリング・エコノミーとは何か?
2.シェアリングの普及のために規制緩和が必要
3.ブロックチェーンはシェアリング・エコノミーを進化させる
4.様々なシェアリング

第7章 IoTとブロックチェーン
1.IoTとは何か?
2.IoTの展開にあたっての課題
3.ブロックチェーンが問題を解決する

第8章 分散自律型組織DAOが作る未来社会
1.DAOとは何か?
2.DAOは働き方をどう変えるか?
3.DAOは社会をどう変えるか?
4.DAOとこれまでの社会の衝突
5.量子コンピュータは、ブロックチェーンを破壊するか?
6.ブロックチェーンについてさらに学ぶには

Amazon商品紹介より
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もともとは「手帳術・記憶法」で有名な野口氏著書。ビットコインの仕組みを通して、ブロックチェーンを理解します。発行が2017年末とやや古いですが、ざっくりとした仕組みを理解するには問題なく、2018年6月時点でも使える知識は多数あります。文章が理解しやすく平易で、図解がなくてもあまり気にならないです。第1~5章までが特に力が入っており、残りの3章はおまけです。
ビットコインに特化して説明していますので、Ethreumなど他通貨の事はほぼ書かれておりませんのでご注意ください。全体的に「入門のための入門書」といった感じで、仮想通貨関連ブログSNSをよく見るような方には少し物足りないかもしれません。知識確認には十分だと思いますが。これからビットコイン、ブロックチェーンを触ってみたい、理解してみたいという方にはお勧めです。AmazonではKIndle版も出ています。

<読み応えがあると思われるレベル>
ブロックチェーン、仮想通貨に興味はあるが、全く知識がなく「難しそう」と敬遠している方
UTXO(Unspent Transaction Output) やNonce(Number used once)の意味が分からない
ビットコインの合意形成(コンセサス)アルゴリズムをざっくり理解したい方

ほかの書籍もそうですが、ノリヒロ的には野口氏の文章はわかりやすいです。難しい単語もこの方の文章を通すと頭に入ってくる不思議。
こんな本も出してますね。

②独学プログラマー Pythonの基本から仕事のやり方まで
コーリーアルソフ著

2018/2/24発行 320ページ

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内容紹介


本書は「Pythonだけ」を学ぶ本ではありません。Pythonを使ってプログラミングを紹介していますが、伝えたい内容はPythonに限らない「プログラミング全般」の知識です。

プログラマになるためのスキルを独学できる本です。Pythonプログラミングの基本を学べるだけでなく、プログラマとして必要なスキル(シェル、正規表現、パッケージ管理、バージョン管理、データ構造、アルゴリズム、仕事の始め方・やり方)もひと通り学べるのが特徴です。
「プログラミングを始めたい」「できればその道でプロを目指してみたい」――そんな読者にオススメです。

本書の著者、コーリー・アルソフ(Cory Althoff)は、「独学プログラマー」です。本書は、彼が独学で、ゼロからプログラミングを学んだ体験に基づいて書かれました。
プログラミングを独学で身に付けるために、著者がPythonを通して学んだエッセンスが書かれています。彼の独学プログラマーとしての学び方は、Amazon.comでの本書の評価を見るとわかるように、多くの人に支持されています。
――訳者あとがきより

目次については、27章プラス補章2つと長いので、以下の「目次を見る」からご覧ください。


出版社からのコメント


米アマゾンで絶賛されている「The Self-Taught Programmer: The Definitive Guide to Programming Professionally 」の邦訳がいよいよ登場。日本のPython界の第一人者による翻訳でお届けします。

Amazon商品紹介より
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「The Self-Taught Programmer:The Definitive Guide to Programming Professionally」の邦訳です。
ざっくりとして目次はこちら。

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一部
第1章 イントロダクション~プログラミングとは、独学の強みとは
第2~第11章 Pyhtonの使い方説明(Pythonのインストール~関数、モジュール、文字列操作など)
二部
第12~15章 オブジェクト指向プログラミングの説明(クラスの説明)
三部
第16~17章 Bashの使い方(正規表現)
第18~20章 パッケージ管理、バージョン管理(Git、Githubの使い方)
四部
第21~22章 データ構造、アルゴリズム(スタック、アナグラムなど)
五部
第23~27章 プログラマとしての心得、仕事に対する姿勢など
六部
第28章 コードに磨きをかける・冗長コードの補正
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まず注意しなければならないのは
“”原初のタイトル「The Self-Taught Programmer:The Definitive Guide to Programming Professionally」には”Python”という言葉がありません。つまり本書はPythonを学ぶ本ではありません。Pythonを使ってプログラミングの紹介をしていますが、伝えたい内容はPythonに限らないプログラミングの知識全般です。””
と訳者あとがきにあるように、Python言語に関しては基本中の基本のみが掲載されています。Python言語の習得を目指す方には物足りない内容ですのでご注意ください。またわかりやすさのためかコードも冗長になっている部分もあり、最終部に”冗長コードの補正”があります。

次に構成ですが、各章ごとに簡単なコードを書くテストがあり、Web上にある解答を見て確認していきます。各部ごとにそれまでの知識を応用したプログラミングを組むテストがあります。

感想としては、全くの(ノリヒロのような)初心者(コードの意味がわからない、Pythonを触ったことのない)にはかなりハードルが高いです…。この点は著者も「最低限のプログラミングの知識を有している方」を対象としていると言及しています。Pythonの初歩的な知識を学ぶ分には頑張れば少しは役立ちますが、それも第二部(140ページ程度)まで。それ以降はある程度プログラミング、その環境に触っていて知識がある方でないと苦労します。
例えば205ページ、Ubuntu(Bash(コマンドライン))使用時に、「文字列をコピーして新しいフォルダにはりつけてください」という記述がさらっとあるのですが、普通のコピー&ペーストでは対応できず、コピーの仕方がわからない…。ググるとテキストエディタを使用すればOKとのことで、何とか汎用性のある「Vi(VIM)」までたどり着いたのですが…。知っている人からしたら初歩中の初歩だと思います。質問するにも気が引けて…時間がかかりました。

こういったことが幾度となく訪れるので苦戦します。気軽に質問できる方がいれば捗るかもしれません。結果的にはググれば解決はするのですが。Bash自体は面白いのでノリヒロも何とか頑張っています。Githubの使い方・ウェブすくレイバーの作り方は面白く、参考になりました。

<読み応えがあると思われるレベル>
プログラミングをある程度知っている方が理解度を確認する内容
Pythonの基本中の基本を学習したい方(本書の1/3の内容。ただ冗長なので混乱する可能性あり)

独学でプログラマーになるにはこのくらいは最低限覚えておいてね!という本ですね。

独学もよいですが、プログラミングはやはりメンター・師匠がいたほうが理解度がはやいと改めて思うノリヒロでした。
本日もよきCryptoLifeを。
ありがとうございました。

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